Twitterはエンゲージメントを高めるためにMVPの広告を削除

Twitterはエンゲージメントを高めるためにMVPの広告を削除

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ツイッターは、VIPがコンテンツを制作し続けられるよう、高価値ユーザーのフィードに表示される広告の数を減らしたり、完全に廃止したりしていると、月曜日の報道で明らかになった。

Re/codeによると、この取り組みは9月に開始され、ここ数ヶ月で勢いを増し、一部のユーザーにとってTwitterは完全に広告のない体験となっている。Twitterは、フォローしているアカウントのツイートと並んで一般ユーザーに表示されるプロモーションツイートを通じて、サービスを収益化している。

情報筋によると、Twitter社の今回の決定は、高価値アカウント保有者のエンゲージメントを維持するための戦略の一環だという。これにより、数百万人の既存のカジュアルユーザーをサービスに引き留めるだけでなく、新規会員の獲得にも繋がる可能性がある。「VIP」の定義となる指標は不明だが、情報筋はTwitterに対し、フォロワー数だけでは判断基準の一部に過ぎないと語っている。ツイート数、リーチ数、その他の指標も考慮されていると報じられている。

Twitterは、昨年10月に前CEOディック・コストロ氏の退任を受け、共同創業者のジャック・ドーシー氏が正式CEOに復帰したことで、経営陣の刷新に追われている。ニューヨーク・タイムズ紙が日曜日に報じたように、エンジニアリング担当SVPのアレックス・ロッター氏とプロダクト担当SVPのケビン・ワイル氏を含む4人の幹部が週末に退社した。

成長への懸念や経営陣の刷新に加え、Twitterは多くのテクノロジー企業と同様に、職場の多様性問題にも取り組んでいる。先月、Appleでワールドワイド・インクルージョン&ダイバーシティ担当の元ディレクターを務めていたジェフリー・シミノフ氏が、Twitterで同様の役職に就くために引き抜かれた。