AppleはAirPowerの過熱問題を解決したと報じられている

AppleはAirPowerの過熱問題を解決したと報じられている

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

· 1分で読めます

オリジナルで未発売のAirPowerワイヤレス充電マット

新たな製品リークによると、Apple AirPower「C68」プロジェクトにより、Apple Watchが3つのデバイス充電パッドの急激な過熱を引き起こす問題が解決されたとのことだ。

ジョン・プロッサー氏による新たなリークによると、Apple Watchが「C68」(AirPowerワイヤレス充電プレートのコードネーム)で充電されている様子が映っているとのことです。これは、AirPowerプロジェクトが中止された原因とされていた重大な過熱問題をAppleが解決したことを示唆しており、重要な意味を持っています。

まあ、皆さんは「C68」のもっと良い写真が欲しかったのですが...

主な問題は現在のプロトタイプが Apple Watch をサポートしていないことだと言ったのを覚えていますか?

ええ。
そうですね。

ウォッチを動かすことができました... pic.twitter.com/LvBeNAAtt3

— ジョン・プロッサー(@jon_prosser)2020年6月18日

以前、Appleは長らく延期されていたAirPower製品の発売中止の理由を説明することを拒否していました。しかし、2019年3月に上級副社長のダン・リッチオ氏がAppleInsiderをはじめとするメディアに対し、短い声明を発表しました。

「多大な努力の末、AirPowerは当社の高い基準を達成できないと判断し、プロジェクトを中止しました」と彼は述べた。「発売を楽しみにされていたお客様にはお詫び申し上げます。私たちは、未来はワイヤレスであると信じており、ワイヤレス体験をさらに進化させることに尽力してまいります。」

その後、プロッサー氏は、過熱、それも発火点に達するほどの過熱が原因であると報告した。Apple Watch独自のワイヤレス充電システムは、他のデバイスよりも多くの電力を必要とした。

AirPowerは、Apple Watch、iPhone、AirPodsなど複数のデバイスをマットのどこにでも置いて充電できるはずだった。しかし、プロッサー氏によると、「Apple Watchを他のデバイスと一緒にマットの上に置くと、マット全体が過熱してしまう」という。

プロッサー氏は、今年初めにテスト中の「C68」プロトタイプデバイスに、熱管理のためにA11プロセッサが搭載されたと報告していた。同氏によると、これらのプロトタイプはApple Watchに対応していなかったが、今では対応しているという。