AppleInsiderスタッフ
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アップルの公式iPhone開発者プログラムに応募した数人が、金曜日に一時的な不合格通知を受け、同社に対する不満を爆発させている。
「iPhone開発者プログラムにご興味をお持ちいただきありがとうございます。ご登録のお申し込みを承りました」と、Appleは応募者の大多数に送ったメールに記した。「現時点では、iPhone開発者プログラムは限られた数の開発者にのみご利用いただけますが、ベータ期間中に対象を拡大する予定です。ご登録状況については、適切な時期に改めてご連絡いたします。」
米国以外の申請者には異なる回答が届きましたが、結果は同じでした。「iPhone 開発者プログラムにご興味をお持ちいただきありがとうございます。ご登録のお申し込みを承りました。現在、iPhone 開発者プログラムは米国でのみご利用いただけますが、ベータ期間中に他の国にも拡大される予定です。ご登録状況については、適切な時期に改めてご連絡いたします。ご応募ありがとうございました。」
応募者へのお悔やみとして、Appleは企業や様々な規模の開発者を差別していないようだと報じられています。むしろ、現在ベータ版の段階を通して段階的に拡大していく方針のようです。これは、Appleから公式にプログラムへの参加を承認された開発者がいると報じている唯一のメディアであるMacRumorsが報じている通りです。
それでも、それほど幸運ではない人たちは、一時的な拒否が、ベンチャーキャピタル会社 Kleiner Perkins Caufield & Byers が iPhone アプリケーション作成者を目指す人たちを支援するために立ち上げた 1 億ドルの iFund の一部を獲得する能力にどのような影響を与えるのか疑問に思っている。
「今日、不採用メールが届いた。他にも同じメールを受け取った人を知っています」と、iLoungeでこの件についてコメントした開発志望者のチャドは言った。「Appleが僕を見捨てた今、iFundが僕に資金を流し込むだろうか? まさか。ああ…ありがとう、Apple」
しかし、現時点でパラノイアに陥る本当の根拠はあるのだろうか?おそらくないだろうと、同誌は示唆している。金曜日に大量に届いた一時的な拒否通知は、Appleのスティーブ・ジョブズCEOが先週このプログラムを発表した際に述べたことを繰り返すだけだと、同誌は指摘している。つまり、初期段階では「限られた数の開発者」のみが利用できるが、6月の最終リリースが近づくにつれて、はるかに多くの開発者がデジタル証明書を取得し、iPhoneソフトウェアv2.0のベータ版にアクセスできるようになる、というものだ。