Apple、FaceTimeオーディオ、通話中着信、SSL脆弱性の修正を含むOS X 10.9.2のリリース間近 [u]

Apple、FaceTimeオーディオ、通話中着信、SSL脆弱性の修正を含むOS X 10.9.2のリリース間近 [u]

AppleInsiderスタッフのプロフィール写真AppleInsiderスタッフ

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Apple の一部従業員は OS X Mavericks バージョン 10.9.2 のプレリリース ビルドの受信を開始しており、ソフトウェアの最終的な一般公開が間近に迫っていることを示しています。また、このリリースには「goto fail」SSL バグの修正プログラムが含まれることが確認されています [更新済み]。

事情に詳しい関係者が月曜日にAppleInsiderに語ったところによると、一部の従業員にはOS X 10.9.2(ビルド13C64)が提供されているという。このアップデートには、通常のセキュリティ修正に加え、Mavericksにいくつかの新機能が追加されており、中でも注目すべきはFaceTimeオーディオ通話の発着信機能だ。

更新:プレリリースビルドにアクセスできるある人物がAppleInsiderに対し、最新バージョンの OS X 10.9.2 ではいわゆる「goto fail」SSL セキュリティ欠陥が修正されていることを確認した。

OS X 10.9.2では、FaceTimeの音声通話とビデオ通話に割込通話機能が追加されます。また、OS Xのメッセージアプリでは、特定の送信者からのiMessageの受信をブロックする機能も追加されます。

従業員に提供された社内リリースノートによると、このアップデートによりメールアプリの未読メッセージ数の精度が向上するとのことです。また、特定のプロバイダーからの新着メッセージを受信できない問題も修正される見込みです。

OS X 10.9.2 に含まれると予想されるその他の修正と変更は次のとおりです。

  • Safariの「自動入力」機能の改善
  • 音声の歪みを引き起こす可能性のある問題の修正
  • SMB2 を使用してファイル サーバーに接続する際の信頼性が向上しました
  • VPN接続が切断される可能性がある問題の修正
  • メールとFinderでのVoiceOverナビゲーションの改善

Appleはこれまでに開発者向けにOS X 10.9.2のベータ版を7回提供しており、最新のベータ版は1週間前にリリースされました。このプレリリース版はビルド13C62として発表されていましたが、Apple社員向けに提供されている最新のプレリリース版は、それより若干新しいビルドです。

付属のリリースノートには、OS X 10.9.2のプレリリースビルドが、先週のiOSアップデートで修正されたばかりの、新たに発見されたSSLセキュリティ脆弱性を修正しているという記載はありません。Appleは、OS Xの問題に対する修正を「近日中」にリリースすると約束しています。