コーウェン、アップルの目標株価を135ドルに引き上げ、今年のホリデーシーズンにiPhone8000万台出荷を予測

コーウェン、アップルの目標株価を135ドルに引き上げ、今年のホリデーシーズンにiPhone8000万台出荷を予測

ニール・ヒューズのプロフィール写真ニール・ヒューズ

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投資会社カウエン・アンド・カンパニーは月曜日、アップルの9月四半期決算発表を前に、ウォール街のコンセンサスを上回る売上高予想を背景に、目標株価を135ドルに引き上げた。

アナリストのティモシー・アーキュリ氏は、Appleが今週、iPhoneの販売台数が5,000万台、iPadの販売台数が950万台と発表され、またも記録的な四半期決算を迎えると予想している。第3四半期の売上高は約515億ドル、1株当たり利益は1.87ドルと予想されている。

12月期の見通しについて、アルキュリ氏はAppleのiPhone出荷台数が7,800万台から8,000万台に達すると予測しており、これは同社にとって新たな記録となるだろう。同氏は12月期の売上高予想を801億ドルに引き上げ、1株当たり利益は3.34ドルと予想している。

アルキュリ氏は、iPhone 6sが発売初日に中国で強い需要が見込まれ、iPhoneの販売が引き続き伸びると予測しています。また、Android端末からの乗り換えユーザーによる継続的な勢いに加え、Appleの新しいiPhoneアップグレードプログラムによる需要の上昇も見込んでいます。

2016年には、Appleが刷新された小型の4インチiPhoneで、中期サイクルの売上を伸ばす可能性があるとアルキュリ氏は考えている。アルキュリ氏のサプライチェーン筋によると、AppleはiPhone 5sの後継機となる新しい4インチ端末の開発に取り組んでいるという。

アルキュリ氏は目標株価を引き上げたものの、AAPL株の投資判断を「マーケット・パフォーム」に据え置いた。同氏は月曜日、同社の株価は「上昇傾向にあるものの、概ね持ち合い状態にある」と述べた。

Appleは火曜日の市場終了後に9月四半期の業績を発表する予定です。AppleInsider詳細をお伝えします。