アップルは2月初旬にロシアに初の本社を開設した。

アップルは2月初旬にロシアに初の本社を開設した。

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

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クレジット: Unsplash

アップルは2月初旬にモスクワに本社を開設して以来、ロシアとの関係は以前よりも複雑になっているかもしれない。

ロシアが2021年に大手テクノロジー企業に対し、地域での小売とサポートに加えて物理的な拠点を持つことを要求したことを受け、アップルが最初にこれに応じた。

ロシアの通信社タス通信によると、2022年2月時点で、そうしている企業はAppleのみだ。また、Spotifyは自社オフィスで書類手続きを進めていると報じられている。

ロシアの国家通信規制当局ロスコムナゾールは当初、一連の特定の企業に対し、2021年末までに遵守するよう命じた。企業は制限、あるいは全面禁止に直面すると通告されていた。

名指しされた企業は主にアメリカのテクノロジー企業で、Apple、アルファベット傘下のGoogle、Facebook、Twitterなどが含まれていた。その他、TikTokやTelegramなど、米国以外の企業も名指しされた。

規制当局の要求は、2021年7月に1日50万人以上のユーザーを抱えるソーシャルメディア企業にロシア国内にオフィスを開設することを義務付ける法律が可決されたことを受けてのものだ。これまでAppleのオフィスは、開発者向けリレーションシップやサポートなどの業務に限定されていた。