AppleInsiderスタッフ
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Siriの共同制作者でエンジニアリング担当副社長のアダム・チェイヤー氏がAppleを退社したとブルームバーグのジョン・エルリクマンが報じている。
最新情報:この件に詳しい情報筋がAll Things Dに語ったところによると、Cheyer氏は他のプロジェクトに取り組むために6月にAppleを退社したという。
同紙は、事情に詳しい3人の関係者を引用し、いずれもチェイヤー氏がAppleを退職したことを確認している。同氏は直近までiPhoneメーカーのモバイルソフトウェア部門に所属していたが、元Siri幹部の退職はこれで2人目となる。1人目は、同じく共同創業者のダグ・キットラウス氏で、2011年10月のiPhone 4S発表後に退職した。
チェイヤー氏は、Siriがユーザーにキーワードを暗記させることなく、通常の言葉遣いの質問に対して正確な回答を提供するために活用している音声認識ソフトウェアの開発に携わった。しかし、このシステムは完璧ではなく、一部のユーザーからはAppleの宣伝通りに機能しないとの不満の声が上がっている。
Appleは2010年にSiriを買収した。