ジョブズ氏、新施設の発表のためインドへの珍しい渡航を計画? | AppleInsider

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アップルコンピュータの最高経営責任者(CEO)スティーブ・ジョブズ氏は来月、インドのバンガロールにある同社の新しい研究開発センターとサポート施設の開設を視察するため、珍しくアジアを訪問するかもしれない。

CIOL IT Unlimitedの報道によると、ジョブズ氏は4月の第1週にバンガロールの拠点を訪問する可能性があるという。

関係筋によると、ジョブズ氏は普段は旅行計画に慎重なため、今回の訪問はジョブズ氏にとって珍しい訪問となる。関係筋によると、ジョブズ氏が公務で訪問した唯一のアジア国は日本だという。

しかし、ジョブズ氏にはインドへの特別な思い入れがある。1970年代には、4年間をかけて「ヒッピー・スピリチュアル・ツーリスト」としてインドの聖地を訪れたと報告書は指摘している。

ジョブズ氏はインドを世界で最も急成長している経済の一つとして高く評価していると伝えられているが、同国におけるアップル製品の市場シェアはわずか4%程度にとどまっている。

今月初めにインドの報道機関によって明らかにされたバンガロールの施設は、今年末までに1,500人もの従業員を雇用し、2007年末までには従業員総数を3,000人にする予定であると報じられている。

関係者は以前、インディア・タイムズに対し、この施設は不動産開発業者RMZ社が、マラタハリ近郊の外環状道路沿いにある同社のエコスペース敷地内にアップルのために建設すると語っていた。

RMZは開発の第一段階で15万平方フィート、第二段階で15万平方フィートのApple向け施設を建設する予定だと言われている。

アップルがバンガロールに工場を建設するという決定は、インドの7都市を綿密に検討した結果だと報じられている。デルがインドに設立した工場と同様の規模になると予想されている。