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クック氏はコヴェントガーデンのアップルストアで従業員と握手する。 | The Telegraphより
アップルはすでに、消費者が財布を持ち歩く必要性をなくそうとしており、まもなくその攻勢を、由緒ある3ステップのテクニックの2ステップ目にまで広げるかもしれない。アップルの最高経営責任者ティム・クック氏は今週、同社が近々発売するアップルウォッチを、車の電子キーやフォブの代わりになるよう設計したと述べた。
クック氏の自動車関連発言は、アップルのCEOがクパチーノに戻る途中、ロンドンに立ち寄ったテレグラフ紙のインタビュー中に明らかになった。彼はドイツとイスラエルを訪問し、ヘルツリーヤに新設された同社の研究開発センターの開所式に出席していた。
Appleが現行のキーレスエントリーシステムの機能を模倣した技術を導入するつもりなのか、それとも自動車メーカーにApple Watchとの互換性を将来の自動車に搭載するよう働きかけるのかは不明です。Apple Carの開発をめぐる最近の噂は、CarPlayの拡張を意味し、既存の車載インフォテインメントシステムやテレマティクスシステムを完全に置き換えるという新たな要件を示唆しているのではないかと推測する声もあります。
さらに、AppleはApple Watchに合わせて小売戦略を「微調整」する予定だと、クックCEOは象徴的なコヴェント・ガーデンのApple Storeを訪れた際に従業員に確認した。以前の報道では、デザイン担当のジョナサン・アイブ氏と小売担当責任者のアンジェラ・アーレンツ氏が協力して、ブティックでのショッピングに慣れているApple Watchの潜在的購入者にアピールできる店舗作りを目指して店舗の刷新に取り組んでいると報じられていた。
「新しいスペースは、金で満たされた展示ケースにとって、より自然な場所となるだろう(そしておそらく、少なくとも一部の場所では、観光客や不登校生にとって、あまり歓迎されない場所になるだろう)」と、ニューヨーカー誌のイアン・パーカー氏は先週、この変更について語った。
クック氏はApple Watchに関する新たな情報もいくつか漏らし、バッテリーは1日中持続し、iPhoneよりも充電時間が短いことを明らかにした。充電器には「特殊な磁石技術」が使われているという。
Appleは3月9日にサンフランシスコで開催される特別イベントでApple Watchについて詳しく説明する予定だ。AppleInsiderではそのプレゼンテーションの模様をライブ中継でお届けする予定だ。