AppleInsiderスタッフ
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ベライゾンのフラン・シャモ最高財務責任者(CFO)は、グローバル・テクノロジー・サミットでロイター通信の取材に対し、次期iPhoneをAT&Tと同時に発売すると述べた。また、次期iPhoneは「AT&TのiPhoneと同じ数の国」で利用できると述べ、噂通り、GSMとCDMAの両方に対応した世界対応携帯電話となることを示唆した。
シャモ氏は4月に、次期iPhoneにはGSMとCDMAの両方の無線技術が搭載されると発言していた。VerizonのネットワークはCDMA技術を採用しているのに対し、AT&Tは世界的に普及しているGSM規格を採用している。
今年初めにAppleとVerizonの提携が発表されて以来、シャモ氏はApple関連の情報源としていくつか情報を提供してきた。1月には、iPad 2の発表前に、Verizonのネットワークとの互換性を確保するためにCDMA無線を内蔵した別モデルが発売されると明かしていた。
シャモ氏はまた、iPhone 4の初期販売に満足していると述べ、第5世代のハードウェア版iPhoneには4GのLTE対応モデルが登場する可能性についても言及した。同社はいわゆる「iPhone 5」がLTEに対応するかどうかについては懸念していないと示唆した。
「これは我々よりもアップルにとって大きな問題だと思う」と同氏は語ったと報じられている。「アップルがどこで事業を展開するか次第で、我々もそこで販売することになるだろう」
ベライゾン最高財務責任者フラン・シャモ
最後に、シャモ氏は、iPhoneなどのスマートフォンユーザー向けのデータ無制限プランの提供を今夏で終了する予定であることを改めて強調した。この価格変更は今夏に実施される予定で、段階的な料金体系を採用した現行の無制限プランは廃止される。