カスパー・ジェイド
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アップルコンピュータは先週、販売店に対し、四半期末の注文を全て即時に提出するよう指示したと関係者らが明らかにした。さらに同社は、CPUの在庫(Power Macを除く)は3月27日までに全て「完売」すると予想され、4月最初の3週間は製品供給が途絶えると販売店に警告した。
このような状況は通常、製品改訂が間近に迫っていることを示唆するものですが、信頼できる情報筋によると、この不況は単に教育関連の購買シーズンの始まりを反映しているに過ぎません。今後数週間、Appleの製造ラインから出荷される製品の大部分は、教育関連の大規模な注文に対応するために使用され、販売業者への供給が大幅に制限されることになります。
この不況は、同社のオールインワン型コンシューマー向けデスクトップ「eMac」の注文にすでに影響を及ぼしているようだ。過去2週間に注文した複数の顧客は、Apple Storeから遅延を知らせるフォローアップメールを受け取っている。メールには、「予期せぬ供給遅延のため、下記の商品を当初の見積り期日までに出荷することができません」と一部記載されている。
Apple Store では現在、eMac の注文にさらに 1 週間の遅延が発生しているとのことです。
一方、Appleが3月31日の会計四半期末までに新製品を発表するかどうかについては、情報筋から依然として疑問の声が上がっている。信頼できる情報筋からの以前の報道では、Power Mac G5の発売は少なくとも3月最終週まで延期され、PowerBookは4月最終週以降に発売されるとの見方が出ていた。
デュアルプロセッサXserveの発売延期と同じ理由で、Power Mac G5の改訂版も4月後半まで出荷されない可能性があるようだ。しかし、状況次第では、Appleは第2四半期決算発表前の火曜日にこの製品ラインを発表する可能性があると関係者は語っている。
火曜日の時点で、Apple最大の販売代理店であるIngram Microは、デュアル1.8インチおよび2.0インチのPower Mac G5をそれぞれ約630台、シングルプロセッサのPower Mac G5を約250台の在庫を示していました。Power Macの刷新に合わせてアルミニウム製のディスプレイが発売される予定のAppleディスプレイは、現在供給が大幅に不足しています。20インチと23インチのCinema Displayの受注は合わせて1,300台に達し、バックオーダーとなっています。