ニール・ヒューズ
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パイパー・ジャフレーのジーン・マンスター氏は水曜日に投資家向けメモを送付し、ちょうど終了したばかりの12月四半期のiPhone販売台数予想を2,600万台から3,000万台に上方修正した。マンスター氏は、NPDグループの最新の国内データによると、同四半期の販売台数は最大3,400万台に達する可能性があると示唆されているため、この数字は依然として控えめな数字であると述べた。
しかし、マンスター氏にとって、iPhoneの記録的な売上はAppleにとって最大の話題ではない。むしろ、彼は未来を見据えている。次世代のiPhoneはデザインを一新し、現行のiPhone 4SよりもさらにAppleの成長を加速させると彼は考えている。
「もしAppleが12月に、新しいフォームファクターがない状態でiPhoneを3000万台以上販売し、9月の1710万台から増加すれば、iPhoneユーザーの94%が新型iPhoneへの買い替えを計画しているという当社の調査結果を裏付ける証拠となるだろう」とマンスター氏は記した。「この傾向は、8月に新しいフォームファクターで発売される予定のiPhone 5が、驚異的なアップグレードとなることを示唆している」
マンスター氏は、iPhoneが12月四半期のAppleの売上高の48%を占めると予想している。Appleの公式決算は、1月24日(火)の市場取引終了後に発表される予定だ。
iPadについては、マンスター氏はタッチスクリーンタブレットがAppleの総売上高の21%を占め、四半期で1,350万台を販売すると予測している。同氏によると、ホリデーシーズン中の非公式調査では、iPadの需要が2010年の同様の調査と比べて前年比68%増加したという。同氏は、Appleが4月に第3世代iPadを発売すると見ている。
最後に、マンスター氏は、12月四半期のAppleの売上高のうち、Macが17%を占めると予測しています。同氏の推定によると、Appleの同四半期の販売台数は520万台となり、前年同期比25%増となります。
彼の予測が正しければ、Appleの主要製品3カテゴリー全てにおいて記録的な四半期となる。iPadとMacのこれまでの最高記録は、それぞれ前四半期の1120万台と490万台だった。一方、iPhoneの記録は6月四半期の2034万台だった。
パイパー・ジャフレーは、AAPL株の「オーバーウェイト」投資判断を維持し、2012年の目標株価を607ドルとすることで、同社が最有力候補であることを改めて強調した。同氏は、アップルの12月期売上高は401億9000万ドル、1株当たり利益は10.50ドルになると予想している。