アップル、スティーブ・ジョブズの手裏剣トラブルに関する偽りの話を否定 [u]

アップルは火曜日、スティーブ・ジョブズ氏が忍者の手裏剣を飛行機に持ち込もうとしたために空港で止められたという日本のタブロイド紙の報道を公式に否定した。

更新：火曜日にこの話が注目を集めた後、AppleはDigital DailyのJohn Paczkowski氏に公式コメントを出し、この話は誤りであると否定した。

「スティーブは今年の夏、京都で休暇を過ごすために日本を訪れましたが、空港で起きた出来事は全くのフィクションです」と声明には記されている。「スティーブは素晴らしい時間を過ごし、近いうちにまた日本を訪れたいと考えています。」

ブルームバーグのオリジナル記事で、日本のSPA!誌は、ジョブズ氏が7月に家族旅行からプライベートジェットで帰国する際に関西国際空港でセキュリティチェックを受けたと報じた。機内持ち込み手荷物に手裏剣が入っていたため、止められたとされている。

「報道によると、ジョブズ氏は自分の飛行機をハイジャックしようとするのは考えられないと述べた」と翻訳されている。「その後、彼は日本政府関係者に対し、二度と日本には来ないと告げたと同誌は報じている。アップルはコメントを控えた。」

この話にいくらか信憑性を与えているのは、7月末にプライベートジェットで旅行していた乗客が「手裏剣」を所持していたため止められたことを空港の広報担当者が認めたという事実だ。空港にはプライベートジェットの乗客向けのセキュリティポリシーがないため、乗客は武器を捨てることに同意したと報じられている。

しかし、アップルのコメントは、この事件には最高経営責任者以外の誰かが関与していたことを示唆している。

数十億ドルの富を持ち、世界で最も有名な経営者の一人であるジョブズ氏の公の場での活動はしばしば報道されるが、その報道は日本の空港での大げさな話よりも平凡なものがほとんどだ。

8月には、カリフォルニア州サンフランシスコの人気レストランで、予約をしていなかったため席に着けなかったジョブズ氏が店を出る際に写真が撮られた。また3月には、カリフォルニア州パロアルトで、ジョブズ氏とGoogle CEOのエリック・シュミット氏が一緒にコーヒーを飲んでいるところが目撃されている。