ニール・ヒューズ
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同社はアップルに対して強気な見方を維持しているものの、スマートフォン市場の減速により、2016年のiPhoneの総販売台数は1,600万台減少するとブレーン・キャピタルは予測している。
アナリストのアナンダ・バルーア氏は月曜日に投資家向けのメモを発表し、そのコピーはAppleInsiderに提供されたが、その中では、AAPL に対するブリーンの「買い」評価が改めて示されたが、目標株価は 170 ドルから 155 ドルに引き下げられた。
バルーア氏は、Appleが2016暦年に販売するiPhoneの総数は2億1600万台になると考えている。これは、同社が2015年に出荷した2億3200万台より減少することになる。予測では、iPhoneの販売台数は今後数四半期は比較的安定しており、終了したばかりの3月期には5000万台に達し、6月四半期には4000万台に減少し、9月四半期には5000万台に増加すると見込まれている。
Brean Capitalの予測によると、ホリデーシーズンの四半期では、Appleと次世代の「iPhone 7」が販売台数を最大7,000万台まで押し上げると見込まれています。この予測が当たれば、iPhone 6sとiPhone 6の発売時(約7,500万台)から減少することになります。
iPhoneの成長については、ブリーン・キャピタルは2017年にAppleの出荷台数が2億3,700万台に達すると予測しており、2015年の2億3,200万台を上回り、同社にとって新たな記録となると期待している。
アップルは既に、3月期のiPhone販売が史上初の減少に転じると予想している。この3ヶ月間の業績は、4月25日に発表予定の決算発表で明らかになる予定だ。
投資家らは、この減少が3月四半期を過ぎても続き、2016年の残り期間も続く可能性があると懸念を示している。より極端な予測として、KGI証券のミンチー・クオ氏は月曜日、iPhoneの出荷台数が通年で2億台を下回る可能性があるとの見方を示した。
Appleは先週、4インチの新型iPhone SEを399ドルという大胆なエントリー価格で発売しましたが、このモデルは同社の主力製品であるiPhone 6sシリーズを上回る性能は期待されていません。全く新しいデザインを採用した次世代の「iPhone 7」は、9月に発売されると広く予想されています。