アップル、Apple Watchに焦点を当てた健康研究と提携を発表

Appleは、心臓の健康からコロナウイルスまであらゆることを調査するためにApple Watchを使用する、いくつかの新たな研究パートナーシップと健康イニシアチブを発表した。

同社の健康分野への取り組みは、長年、主力ウェアラブルデバイスに注力してきました。そして火曜日に開催された「Time Flies」イベントにおいて、Appleは新しい血中酸素センサーを搭載した最新のApple Watch Series 6を発表しました。

新しいApple Watchの発売に合わせて、複数の健康関連パートナーシップが発表されました。その中には、シンガポール政府との提携であるLumiHealthも含まれます。このプログラムは、テクノロジー、特にApple Watchを活用して、シンガポール国民の健康的な習慣を育み、健康全般を促進することに重点を置いています。

同社はApple Watch Series 6の発表の中で、ウェアラブルを中心とした他のいくつかの健康関連のパートナーシップについても詳細を明らかにした。

例えば、Appleはカリフォルニア大学アーバイン校およびAnthemと連携し、血中酸素濃度を他の健康指標と併用することで喘息の管理・抑制にどう活用できるかを研究します。また、テッド・ロジャース心臓研究センターおよびユニバーシティ・ヘルス・ネットワークのピーター・ムンク心臓病センターと共同で、血中酸素濃度測定を心不全の管理にどのように活用できるかをより深く理解することを目指しています。

同社はまた、ブロットマン・ベイティ精密医療研究所のシアトルインフルエンザ研究の研究者や、ワシントン大学医学部の研究者とも協力しています。この健康に関する取り組みにおいて、パートナーはApple Watchの健康センサーをインフルエンザやコロナウイルスなどの病気の早期兆候の検出にどのように活用できるかを研究しています。