ウィリアム・ギャラガー
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Appleは、Apple Podcastsに委任配信などの機能を追加すると発表しました。これにより、コンテンツ制作者は番組をより簡単に配信できるようになります。
Appleは、ポッドキャスト制作者とリスナーに提供するツールと情報の拡充を続けています。「秋」にリリース予定の最新機能は、コンテンツ制作者向けに重点を置いていますが、リスナーが抱える頻繁な問題の解決も目指しています。
Appleは声明で、「本日、AppleはApple Podcastsのデリゲート配信を発表しました。これは、クリエイターが参加するサードパーティのホスティングプロバイダーを通じてプレミアムオーディオをアップロード、管理、配信できる新機能です」と述べています。「デリゲート配信により、ポッドキャストのサブスクリプションに関する運用タスクが軽減され、クリエイターは作品の制作とマーケティングに集中できるようになります。」
現在、プロデューサーは、他の配信サービスを使用しているかどうかにかかわらず、ポッドキャスト番組をApple Podcastsにアップロードする必要があります。デリゲート配信が開始され、他の配信サービスがこの機能をサポートしていれば、Apple Podcastsはそのサービスからポッドキャスト番組を取得するようになります。
そのため、Acast、AR19、Omny Studio などのポッドキャスト配信サービスを利用しているユーザーは、それらのサービスに番組をアップロードし、Apple Podcasts が自動的にそれを拾うことができるようになります。
プロデューサーは希望に応じて引き続きApple Podcastsに直接アップロードできます。ただし、新しいチャンネルの作成やサブスクリプションの管理には、引き続きAppleのサービスを利用する必要があります。
リスナー向け機能
リスナーは、ポッドキャストがAppleによって直接ホストされているか、他のサービスを通じて配信されているかの違いを認識できません。この機能は純粋にプロデューサーを支援するためのものですが、Apple Podcastsが他のサービスが通常提供しているようなリスナーデータを返すかどうかは不明です。
しかし、 TechCrunchによると、Appleはリスナーが気付くであろう問題に対処する準備を進めているという。ポッドキャストがiPhoneのストレージ容量を大量に消費してしまう問題を修正することを目指している。
報道によれば、近々リリースされるiOS 15.5に搭載される予定の新機能により、ユーザーはデバイスにローカルに保存するポッドキャストのエピソードの数をより簡単に選択できるようになる。
エピソードをローカルに保存しないことも選択できるようになり、すべてのポッドキャストを Apple Podcasts からストリーミングして聴くことができるようになります。