ケイティ・マーサル
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注目度の高いアップルコンピュータ対ビートルズのアップル・コーポレーションの訴訟の判決は、5月8日ヨーロッパ時間午前10時30分に言い渡される予定だと、Macworld UKが報じている。
ビートルズが所有するアップル社の弁護士らは、アップルコンピュータ社による iTunes Music Store の導入は、iPod メーカーが 2,600 万ドルで和解し、音楽販売に自社の商標を使用しないことに同意した 1991 年の契約に違反していると主張している。
アップルコンピュータは反論し、iTunesは「データ転送」サービスであり、同社の使用範囲に含まれると主張した。「(契約書には)そう記されており、避けられない」と、アップルの弁護士アンソニー・グラビナー氏は先月、裁判所で述べた。
グラビナー氏はまた、「急いでいる愚か者でも」コンピューター会社のオンライン音楽事業とアップル・コーポレーションのようなレコードレーベルを区別できると主張した。
レコード会社の弁護士は、アップルコンピュータ社にはiTunesのようなプログラムを作る完全な権利があるが、同社がリンゴの側面をかじったシルエットのロゴを使用するのであれば、音楽ビジネスに介入すべきではないと述べている。
弁護士らによると、アップル・コンピュータ社に対する判決は「高額な費用」がかかる可能性があり、同社が音楽関連商品やサービスに関連して自社ロゴを使用する方法に制限を設ける詳細な差し止め命令が伴うことになるという。