アンバー・ニーリー
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AdobeがBoxと提携
Adobe と Box は提携し、Box コンテンツ管理環境内で Firefly AI 画像編集機能を提供することで、ユーザーのビジネス ワークフローを簡素化します。
ユーザーは既にAdobe Creative CloudなどのツールからBoxファイルにアクセスできましたが、今回の提携により、ストレージプラットフォームにオールインワンのワークフローがもたらされます。外部アプリにドキュメントをエクスポートする代わりに、Boxユーザーはアプリを離れることなくAdobe Expressツールを利用できます。
BoxとAdobeは、ビジネスユーザーが安心して新しいシステムを活用することを推奨しています。Adobe Fireflyと生成AIの統合は、安全性を重視して設計されていると主張しています。
BoxのCEO、アーロン・レヴィは次のように述べています。「企業が作成するコンテンツ量が増加する中、BoxはセキュアなエコシステムにおいてAIを活用し、コラボレーションを促進し、コンテンツの拡散を抑制し、リスクを管理しています。Adobe Expressとの提携により、世界最高水準のクリエイティブツールと商業的に安全なAIを活用し、提供できるサービスをさらに強化できることを大変嬉しく思います。これにより、Boxのすべての顧客とユーザーは、単一のセキュアなインテリジェントコンテンツ管理プラットフォーム上で、デジタルメディアを容易に作成、共同作業し、安全に管理できるようになります。」
ストレージソリューションに統合されたAI画像ツールにより、企業はより効率的に大規模なコンテンツ提供が可能になると期待されています。Adobe Expressとの新たな統合により、画像の生成、消去、切り取り、編集など、あらゆる操作が可能になります。
Adobe Express & Creative Cloud Services担当シニアバイスプレジデントのゴビンド・バラクリシュナンは次のように述べています。「今日、あらゆる企業は、社内外のチャネルの増加に伴い、より多くのコンテンツを作成し、オーディエンスと繋がる必要に迫られています。Adobe ExpressをBoxに直接統合することで、企業はこのギャップを埋め、直感的で世界クラスのクリエイティブツールと信頼できるAIを活用できる環境を何百万人ものビジネスユーザーに提供できるようになります。」
Box ユーザーは、新しい Adobe 統合により次の操作を実行できます。
- 画像の切り抜きとサイズ変更
- フィルターを適用して不透明度を調整する
- 背景とオブジェクトを削除する
- AIテキストプロンプトで人や物を操作する
- トリミング、GIF への変換、キャプションの追加など、ビデオファイルを編集します
この新サービスは、Boxユーザーに追加費用はかかりません。お客様のインスタンスを更新すると、Adobe Expressによる画像編集がご利用いただけるようになります。