AppleInsiderスタッフ
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アップルは月曜日、Apple Pay、Siri、フィットネストラッキング、マップなどの主力機能をハイライトした6つの新しいApple Watchスポット広告を、現在のテレビコマーシャルとは一線を画す新鮮でやや抽象的なビジュアルスタイルで公開した。
Appleの15秒の短いCMはそれぞれ、特定のWatch機能に焦点を当てており、そのほとんどはミニマルなセットの中で1人か2人のキャラクターが演じるシーンで構成されています。背景も同様に簡素で、ポップな音楽と調和するパステルカラーのグラデーションのみで表現されています。シリーズ全体を通して、1960年代に放送された初期のカラーテレビCMを彷彿とさせるノスタルジックな雰囲気が漂います。
最初のCM「Sing」は、Watchの音声メッセージ機能に焦点を当てており、若い男性がメッセージアプリで恋人に歌を歌っています。CMは「SMSであなたの心を伝えよう」というキャッチフレーズで締めくくられています。AppleのCM「Date」もメッセージ機能、特に画像とテキストメッセージのやり取りを紹介しています。
「Train」と「Cycle」はどちらも、Watchのフィットネス指標の追跡機能、特に心拍数モニタリングと屋内サイクリングにおける特定の運動記録機能を謳っています。ここでも、俳優たちが外部からの干渉を一切受けることなく、Watchと一対一でやり取りする様子が映し出されており、デバイスとの非常にパーソナルな繋がりを示唆しています。
「ライド」はマップがテーマです。女性がモペットに乗ってカラフルな景色の中を走り抜け、イタリアのナヴォーナ広場への道順をSiriに尋ねるために立ち止まります。するとマップアプリがポップアップ表示され、指定されたルートが太字の青色で強調表示されます。
「スプリンクル」は、2人の幼い娘を育てる母親を主人公にした、最も多くのキャストが登場する作品です。文字通り両手が塞がっている母親は、娘の一人がアイスクリームコーンを落としてしまいますが、幸いにも母親はApple Pay対応のApple Watchを持っています。ちなみに、この広告は左利きのユーザーが右手首にApple Watchを装着している姿を初めて紹介した作品の一つです。
Appleは先月、Apple Watch Sportの新色とアクセサリーを発表し、Watchの広告展開を本格化させています。そして本日、Hermes Watchの特別エディションの販売を一般消費者向けに開始し、サードパーティのアクセサリーメーカー向けには「Made for Watch」公式バンドラグの販売を開始しました。