マイク・ワーテル
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Adobe は、Apple Silicon 向けに定評のある Photoshop アプリをアップデートしましたが、ネイティブで実行する場合には「機能に若干の違い」があるとも述べています。
Adobeは、2021年3月のアップデートで、Apple Silicon版Photoshopが「同様の構成の前世代システムの1.5倍の速度」で動作すると主張しています。しかし、機能が不足しており、回避策が必要な問題もいくつかあります。
Adobe は、Apple Silicon Mac ユーザーが利用できない機能のリストを提供しています。
- 埋め込みビデオレイヤーのインポート、エクスポート、再生
- 手ぶれ補正フィルター
- プリセット同期
- 画像共有ボタン / クイック共有
- ドキュメントから新しいライブラリを作成/ライブラリパネルメニューコマンド
- ホーム画面 > 共有アイテムと編集への招待/共同編集機能。
- U3D形式のファイルを開くまたは配置する
- Photoshop メニューから Bridge を起動する
利用できない機能に加えて、Adobe は Photoshop の M1 バージョンに関する既知の問題も認識しています。
- SVG ファイルのエクスポート時の問題
- HDR Proワークスペースへの結合が最大化すると大きすぎる
- Adobe Stockの購入はAdobe Stockウェブサイトで行われます
- Adobe アプリケーションのネイティブ バージョンと Rosetta エミュレーション バージョン間でのコピー アンド ペーストや Lightroom から Photoshop への編集などのマルチ アプリ ワークフローは機能しません。
- 3D機能はネイティブパフォーマンスに最適化されていません
- 3Dドキュメントを表示すると黒い画面が表示される
Adobeは、3Dパフォーマンスの問題とSVGエクスポートに対処するために、Rosettaワークフローの使用を推奨しています。しかし、矛盾する点として、あるワークフローではPhotoshopをRosettaで実行し、別のワークフローではネイティブで実行することは推奨していないと述べています。
さらにAdobeによると、Rosettaで動作させても互換性の問題がいくつかあるとのことです。具体的には、「被写体を選択」機能を使用した際に選択結果が異なる場合があり、GIFやSVGなどの一部の形式はエクスポート対象にできない、一部のフィルター使用時にマゼンタ色のアーティファクトが発生する、一部のアクションやツールでクラッシュするといった問題があります。
同社は、サポート対象外のバージョンや旧バージョンのPhotoshopはApple Silicon上で動作するように「設計・テスト」されておらず、互換性は保証されていないと指摘しています。「細かな機能の違い」については、「今後のアップデートでこれらの機能の違いを軽減できるよう、全力で取り組んでいる」と述べています。