ウィリアム・ギャラガー
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AppleのVisionOSメニューシステム -- 画像クレジット: Apple
Setapp は最新の年次開発者調査で、開発者のほぼ 50% が Apple Vision Pro をサポートするかどうか確信が持てない一方で、60% が AI 機能を追加していると報告しています。
Setappの親会社MacPawによる2023年の調査レポートによると、Mac開発者の約50%がアプリにAIを組み込んでいるとのことです。それから1年後、調査対象となった開発者の60%がAIに積極的に取り組んでいるか、すでにAI機能を実装しているとのことです。
対照的に、Apple Vision Proは開発者の間であまり受け入れられていません。調査対象となった開発者のほぼ半数がApple Vision Proのサポートに疑問を呈し、35%はサポートする予定がないと明言しました。
「2024年はmacOS開発の世界において、またしても大きな変化が起きた年でした」と、MacPawのプロダクトマネジメントディレクター、リコラ・サビン氏はレポート全文の中で述べています。「予想通り、AIが再び主要なトレンドとして浮上しました。Apple Intelligenceは2025年も進化を続け、さらに多くの開発者がこれらのテクノロジーを採用すると予想されます。」
「MacPawでは、これらの開発動向を注視し、Setappの製品戦略に組み込んでいます」とサビン氏は続けた。「いつものように、2025年にもたらされるであろうイノベーションを目の当たりにできることに興奮しており、活気に満ちたMac開発者コミュニティの一員であることを誇りに思います。」
Setappのレポートによると、開発者の40%が、AIが自社のアプリに最も顕著な影響を与えていると回答しています。これは2023年の31%から増加しています。
開発者によるMacアプリの配信方法にも大きな変化が見られました。現在、調査対象者のうち、Mac App Storeのみを利用している開発者はわずか20%で、44%が自社ウェブサイトなど複数のプラットフォームを活用していると回答しました。
複数のプラットフォームを利用する開発者の場合、収益の52%がMac App Store以外から得られています。これは2023年の44%から増加しています。
そのような代替プラットフォームの一つがSetappです。MacPawが提供するSetappは、200以上のMacアプリを利用できるサブスクリプションサービスで、2024年9月にはEUユーザー向けに代替アプリストアのベータ版をリリースしました。