AppleInsiderスタッフ
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ディズニーはApple TVの「ディズニー・インフィニティ3.0」のサポートを中止してからわずか1カ月余り、火曜日に財務状況の悪化を理由に ディズニー・インフィニティを完全に放棄する計画を発表した。
ディズニーは本日の四半期決算報告書(PDFリンク)で株主に対しこの決定を伝え、事業停止により2016年第2四半期の収益に1億4,700万ドルの損失が生じると指摘した。
ディズニー・インフィニティは、アバランチ・ソフトウェアとディズニーの社内パブリッシングスタジオとの提携により2013年に発売されました。ユタ州に拠点を置くアバランチは、今回の提携に伴い閉鎖されます。このハイブリッドゲームシステムは、様々なディズニー・フランチャイズを題材とし、ソフトウェアと物理的な要素を組み合わせたものです。後者は、コレクター向けのフィギュアなど、複数の要素が「ウェーブ」でリリースされています。最新作の「ディズニー・インフィニティ 3.0」では、「スター・ウォーズ」、「インサイド・ヘッド」、マーベル・ユニバースなどのキャラクターが登場しました。
「ディズニー・インフィニティの生産中止という苦渋の決断を下したというニュースを、すでに耳にされている方もいらっしゃるかもしれません」と、ディズニー・インフィニティの上級副社長兼ゼネラルマネージャー、ジョン・ブラックバーン氏はブログ投稿で述べています。「ディズニー・インフィニティは当初から、ファンの皆様のために作られました。長年のご支援だけでなく、ディズニー・インフィニティを単なるゲーム以上の存在にしてくれたコミュニティを築いてくださったことにも、改めて感謝申し上げます。」
Apple TV版「ディズニー・インフィニティ 3.0」は昨年11月に発売され、Appleの第4世代セットトップボックスとSteelSeries Nimbusコントローラーが付属する高価なスターターキットなどの購入オプションが用意されていました。しかし、ディズニーは3月にAppleプラットフォームのサポートをひっそりと終了しており、インフィニティの将来が数ヶ月前から危うい状況にあったことを示唆しています。
ディズニー・インフィニティのパイプラインには、今月発売予定の「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」の新キャラクター3体と、6月発売予定の「ファインディング・ドリー プレイセット」の2つの製品が残っています。「ピーター・パン」のセットは今年後半に発売予定でしたが、キャンセルになったようです。