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Apple 社は、消費者向けポータブル製品 iBook のデュアル USB 製品ラインで度々ロジックボードの故障を引き起こす原因として知られている重大なハードウェアの不具合を認めるどころか、この問題に関して非倫理的な立場を取っているようだ。
同社はまたもやオンライン掲示板の顧客コメントを削除するという手段に出たようだ。「今朝、14インチiBookのロジックボードの故障に関するメッセージを投稿しました。午後現在、投稿はオンライン上に表示されておらず、私のプロフィールには2つの投稿のうち1つしかオンライン上に表示されていません！」と、あるAppleInsider読者は主張している。この読者によると、投稿には汚い言葉は一切含まれておらず、単に現在の状況を説明しただけだったという。この件に関するその後の投稿も「数分以内」に削除された。
Appleがこのような行為に出るのは今回が初めてではないが、消費者の不満はますます高まっている。2002年には、不満を抱くiToolsユーザーからの投稿を削除し始め、今年初めにはAppleの電源コードの欠陥に関しても同様の措置を取った。
民間サイト「BlackCider」は、iBookの欠陥問題をめぐり、コンピューターメーカーを相手取った集団訴訟を起こしようとしている。同サイトは先週末、同様の問題を抱える支援者から100人以上の署名を集めた。一方、同じ問題に関する2つ目の嘆願書には、現在325人以上の署名が集まっている。
