ロジャー・フィンガス
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iOS 9 の iPad 向けの新しいハードウェア キーボード機能により、アプリの切り替えやショートカットへのアクセスがこれまで以上に簡単になり、Apple のタブレットはこれまで以上に従来のコンピューターに似たものになっています。
Bluetoothキーボード、またはiPad Proに付属する新しいSmart Keyboardを利用することで、アプリの切り替えや検索の起動など、iOSシステム全体に関わるタスクを簡素化できます。キーボードで起動するiOSアプリスイッチャーは、OS Xのものと全く同じで、デスクトップ統合という考え方を体現しています。
さらに重要なのは、開発者が独自のアプリ固有のキーボードショートカットを提供できるようになることです。Appleはこれらの機能を宣伝するために、自社のワープロアプリ「Pages」を使い、コメントの追加、単語数の確認、キーワードの検索といったタスクのショートカットを紹介しています。
ショートカットを見つけやすくするために、Apple はさらに別のショートカットを追加しました。Command、Option、または Control キーを押したままにすると、完全なリストを含むオーバーレイ ウィンドウが表示されます。
iOS 9 より前は、iPad ユーザーが利用できるショートカットは、カスタム キーボードにハードワイヤードされたものだけで、たとえば、ホーム画面に戻ったり、コピー アンド ペーストしたりできるものしかありませんでした。
さらに、AppleはiPadのオンスクリーンキーボードにも個別の改良を加えています。その一つがショートカットバーで、切り取り、コピー、貼り付けといった基本機能のボタンに加え、アプリごとにポップアップ表示される独自のボタンも用意されています。例えば、メールアプリには添付ファイルボタンが含まれています。
キーボードをトラックパッドに変える 2 本指のジェスチャーにより、テキストの選択も容易になります。