スコット・フリー社長がApple TV+との複数年契約で退任

スコット・フリー社長がApple TV+との複数年契約で退任

マルコム・オーウェンのプロフィール写真マルコム・オーウェン

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ケビン・ウォルシュは、Apple TV 向けコンテンツを制作する複数年契約を締​​結した後、スコット・フリー・プロダクションズの社長の職を退任する。

この買収により、ウォルシュはザ・ウォルシュ・カンパニーを設立し、アップルの既存作品の制作支援に加え、ウォルシュ自身の企画も導入する。買収に伴い、ウォルシュはリドリー・スコット監督の製作会社スコット・フリーの社長を退任する。

ウォルシュは退社後も、スコット・フリーと複数のプロジェクトで仕事をする予定だとDeadlineは報じている。これには、Apple TV+で配信されるリドリー・スコット監督のナポレオン・ボナパルトを描いた大作『キットバッグ』や、20世紀フォックスのドラマ『ボストン・ストラングラー』などが含まれる。

「リドリー・スコットとの仕事は私のキャリアのハイライトです」とウォルシュ氏は報道陣に語った。「世界で最も成功している企業の一つであるアップルで、自分の好きなことを続けられることを大変嬉しく思います。」

Apple TV+の責任者であるザック・ヴァン・アンバーグとジェイミー・エルリヒトの指揮の下、Appleは「スタジオを映画製作者にとって最高の場所へと築き上げてくれました。私が作りたいものを作るにはまさにここが最適な場所だと確信しています。リドリー監督、ホアキン・フェニックス主演で『ナポレオン』を制作できることは、夢の実現です」とウォルシュは語る。

ウォルシュは、スコット・フリー・ピクチャーズに入社する前、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』の製作でアカデミー賞にノミネートされたことで最もよく知られています。その後、『ナイル殺人事件』、『ジャングルランド』、『ゾーイ』など、12本以上の映画をプロデュースしました。