アップルとアマゾン、「Appstore」問題で和解できず、8月の裁判が迫る

アップルとアマゾン、「Appstore」問題で和解できず、8月の裁判が迫る

ケビン・ボスティックのプロフィール写真ケビン・ボスティック

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アップルとアマゾンの協議はこれまで、アマゾンによる「Appstore」という用語の使用をめぐる両社の争いを解決できず、8月には両ハイテク大手が法廷で対決する可能性がこれまで以上に高まっているようだ。

両社の弁護士は、1月に裁判官の命令を受けて以来、紛争解決に向けた協議を続けてきた。協議には、6月14日の45分間の電話協議と、5月1日の終日協議が含まれている。

協議には、アップルの主任知的財産弁護士であるBJ・ワトラス氏と、アマゾンの副法務顧問であるアンドリュー・デヴォア氏が関与している。両社の協議は今のところ成果を上げていない。

問題となっているのは、Amazonが「Appstore」という用語を使用していることです。Appleは、Amazonの用語が自社のApp Storeに近すぎると主張しています。Appleは2011年に訴訟を起こし、Amazonの用語がAppleの商標権を侵害していると主張しました。

アマゾンは、この用語はアプリのデジタルリポジトリを意味するだけで、特にアップルを想起させるものではないとして、一般化していると主張した。マイクロソフトを含む他の企業は、アップルによるこの用語の商標登録の試みを阻止するため、米国特許商標庁に申し立てを行っている。

この問題は未だ解決に至っていないため、最終的には法廷で解決される可能性が高い。裁判は8月19日に予定されている。