アップルのiPhone 3Gの半分が海外で販売された

アップルのiPhone 3Gの半分が海外で販売された

ケイティ・マーサルのプロフィール写真ケイティ・マーサル

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先週アップルとAT&Tがそれぞれ個別に発表した2つの情報を合わせると、かつては主に国内での販売が牽引していたiPhoneが、3Gモデルの登場により大きな国際ビジネスに成長したことが明らかになった。

実際、7月11日の発売からAppleの9月四半期末までに販売されたiPhone 3Gのほぼ半分(あるいはそれ以上)は海外で購入された。

アップルは先週火曜日、iPhone 3G が販売された最初の四半期となる第 4 四半期の業績報告の中で、同デバイスの出荷台数が 689 万 2,000 台だったと発表した。

その後の電話会議で、同社最高執行責任者のティム・クック氏は在庫関連の質問に答え、今四半期末までに51カ国の通信事業者に出荷し、合計3万カ所以上のiPhone販売拠点に及ぶと述べた。

「正確に言うと、四半期末時点で、51カ国全体で約200万台のiPhoneの流通在庫があり、この在庫レベルはほぼ適切だと考えている」と同氏は語った。

つまり、Appleの出荷台数は約6兆8920億台だったものの、実売台数はその数字より約200万台少ない489万2000台だったということです。クック氏の説明によると、残りのiPhoneは決算説明会の時点ではまだ店頭または倉庫にありました。Appleは出荷されたiPhoneをすべて販売済みとみなしています。

パズルの最後のピースが揃ったのは翌日、AT&Tが第3四半期決算を発表した時だった。同社によれば、この決算は国内でのiPhone 3Gのアクティベーション数が240万件に達したことが要因だという。

初代iPhoneとは異なり、AppleとAT&Tは現在、SIMロック解除された状態での輸出を防ぐために、米国内で販売されるすべてのiPhoneを販売時点でアクティベートする、つまりアカウントに紐付けることを義務付けており、つまり、携帯電話事業者が報告するアクティベーション数は販売数と正確に相関するはずである。

したがって、販売された iPhone 4,892,000 台から国内で販売された 240 万台を差し引くと、2,492,000 台となり、その半分以上が海外で購入されたことになります。