ダニエル・エラン・ディルガー
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グーグルが、アンドロイドのライセンス許諾者からロイヤルティを徴収したり、アンドロイドに関連する知的財産権紛争で訴訟を起こしているアップル、マイクロソフト、オラクルなどの企業を公に非難する試みが水曜日に大きく報道された。
しかし、ノベルの特許に入札した CPTN 企業連合 (Apple および Microsoft を含む) は、モバイル分野では競合関係にあるものの、数年にわたる訴訟で業界全体を混乱させようとする特許トロールの手に知的財産ポートフォリオが渡るのを防ぐために共同で特許に入札したと述べている。
さらに、マイクロソフトの法務顧問ブラッド・スミス氏によれば、グーグルはノベルの特許を競り落としたグループに参加することを拒否し、その代わりに、以前IBMから約1,000件の特許ポートフォリオを獲得した時と同じように、特許をすべて自社で勝ち取ろうと、特許コレクションに個別に競り落としたという。
スミス氏はツイートで、「グーグルは、ノベルの特許をグーグルから守るために我々がノベルの特許を買ったと言っている。本当か? 我々はノベルに共同入札を依頼したが、彼らは拒否した」と述べた。
Googleの最高法務責任者であるDavid Drummond氏は、同様のRockstarコンソーシアムが「特許のコストをその実際の価値をはるかに超えて高騰させている」と非難し、「MicrosoftとAppleがNortelの特許ポートフォリオを45億ドルで落札した額は、オークション前の見積もり10億ドルのほぼ5倍だ」と不満を述べた。また、Google自身がコンソーシアムへの参加を拒否した後、特許の最終価格を特許トロールが支払える額をはるかに超える額に引き上げることに関与していたことも指摘しなかった。
ブロガーのジョン・グルーバー氏は、GoogleがAppleとMicrosoftが率いるコンソーシアムを公然と非難し、落札をAndroidへの攻撃を目的とした組織的な取り組みだと表現したことについて、「Googleの偽善はとんでもない」と述べ、「Google支持者は、Googleは特許を防御的に利用したいだけだと主張している。しかし、Androidが実際に侵害している特許以外に、Googleが防御すべきものは一体何なのか?」と付け加えた。