iPhone 15の背面ガラスの端が剥がれてきたらどうすればいい？

iPhone 15の一部機種で背面ガラスコーティングが剥がれているという報告が散発的にありますが、実際の問題はそれほど深刻ではありません。もしご自身のiPhone 15でこの現象に遭遇した場合の対処法をご紹介します。

iPhone 15シリーズのデバイスに新たな問題が発生しているという報告が、Redditやソーシャルメディアで増え始めています。iPhone 15の背面の端に、時折、剥がれかけたり粘着性のあるものが付着しているのが見られます。

Appleのサービス拠点の担当者（同社を代表して発言する権限はない）に話を聞いたところ、全員がこれは稀なケースで、背面ガラスの剥がれではないと答えました。

根本的な原因は、iPhoneの背面ガラスを固定する接着剤が工場で不適切に塗布されたことにあるようです。接着剤がフレームと背面ガラスの隙間からはみ出ているのです。

この問題は、iPhone 15モデルに共通する新しい組み立て手順に起因しています。iPhone 14では、背面ガラスが破損した場合、フレームを含む大型部品の修理が必要となり、高額な修理費用が発生していました。

iPhone 15シリーズでは、背面ガラスの修理がよりシンプルかつ迅速になりました。デバイス全体を分解したり、部品を新しい背面ケースに移植したりすることなく、ガラスを交換できます。

この問題が、各拠点で「1日1件以下」と報告されているものの、どの程度発生しているのかは不明です。Appleの修理拠点から収集した初期データでは、この問題が広範囲に及んでいるとは示唆されていません。

このような状況では、Appleは報道やソーシャルメディアの主張に耳を傾けません。この問題が発生した場合は、接着剤は防水機能の一部であるため、液体との接触を避け、Appleに記録を残してください。

ほとんどの場合、Apple は問題の iPhone を交換すると言われています。