ニール・ヒューズ
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アップル本社の従業員は4月から新しいオフィス「アップルパーク」で勤務することになるが、1万2000人以上の従業員の移転が完了するまでには6カ月以上かかる見込みだ。
アップルの新本社(以前はキャンパス2と呼ばれていた)は、水曜日に正式名称が発表された。建物や公園の建設は夏まで続くため、施設はまだ完成していないが、4月までには従業員の就業開始に必要な工事が完了する予定だ。
Foster + Partners とのコラボレーションで設計された Apple Park では、500 万平方フィートのアスファルトとコンクリートが芝生のフィールドに置き換えられ、9,000 本を超える干ばつに強いカリフォルニア原産の樹木が植えられています。
巨大なリングの内側には、従業員用の2マイルのウォーキングおよびランニングコース、果樹園、牧草地、池が設けられます。
また、この施設は17メガワットの屋上太陽光発電システムを備え、100%再生可能エネルギーで稼働する予定で、世界最大級の敷地内太陽光発電設備の1つとなる。
アップル社によると、新施設は世界最大の自然換気建物となり、年間9カ月間は暖房や冷房を必要としない予定だという。
この建物には、アップルストアと一般公開されるカフェを備えたビジターセンターが設置される。また、従業員向けの9,000平方メートルのフィットネスセンターと「安全な研究開発センター」も併設される。
しかし、おそらくその中心となるのは、同社の共同創業者スティーブ・ジョブズにちなんで名付けられた劇場だろう。1,000席のこの講堂は、牧草地と本館を見下ろす丘の上にあり、同社の元最高経営責任者に敬意を表して建てられた。