台湾のサプライヤー、アップル専用工場を建設中 - 報道

台湾のサプライヤー、アップル専用工場を建設中 - 報道

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台湾の多数のAppleサプライヤーは、噂されている7.85インチiPadを含む、今後のApple製品の部品を製造するためだけに新しい専門工場を建設していると言われている。

DigiTimesは月曜日、台湾のサプライチェーン関係者を引用し、Catcher Technology、Taiwan Surface Mount Technology、Radiant、Coretronicの4社がApple製品向けの新工場の建設を計画していると報じた。特に、これらの工場はAppleの次期iPhoneと、より小型の7.85インチiPad向けのものになると報じられている。

Appleの売上高が前年比で驚異的な成長を続ける中、サプライヤーは需要への対応に追われています。直近の四半期だけでも、iPhoneの売上高は2011年比で88%増加し、iPadは驚異的な151%増を記録しました。

この報道は、 DigiTimesが月曜日に報じたApple関連のスクープとしては実に3本目となる。同サイトは他にも、サプライヤー各社がAppleの6月の新型MacBook発売に向けて準備を進めていると報じており、さらにGenesysがAppleの次世代MacBook Air向けにUSB 3.0カードリーダーコントローラーチップを供給するとも主張している。DigiTimesは、匿名の情報源によるApple関連の噂に関して、断片的ながらも豊富な情報提供で知られている。

噂の情報源としてのDigiTimesのパフォーマンスは、月曜日にタイム誌のハリー・マクラッケン氏によって分析された。同氏は台湾の業界紙に掲載された記事25件をファクトチェックした。その結果、25件のうち16件はほぼ誤りで、5件はほぼ完全に正しく、4件はまだ実現していない予測であることがわかった。

マクラッケン氏は、2006年まで遡って記事を調べた結果、この出版物の最も信頼できるレポートは「平凡または論理的に聞こえる」記事であり、より空想的な噂は大抵実現せず、ハードウェア関連の噂はタイミングがずれていることが多いことを発見した。

Digitimesは、耳にしたゴシップをただ伝える以外、ほとんど何もしない」と彼は書いた。「読者が判断するのに役立つような分析や文脈を一切示さずに、噂を流すだけだ。少なくとも、OLED iPadとされる記事を報じた時だけ、懐疑的な見方を示した例を見つけた」