AppleInsiderスタッフ
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投資銀行ゴールドマン・サックスは今週、アップルの株価目標を引き上げ、投資家に対し、少なくとも間近に迫ったマックワールド・エキスポと第1四半期決算発表までは同社株を保有し続けるよう推奨した。
「これらのイベントが開催されるまでは、我々は長期にわたってAppleの株価を維持するだろう」と、アナリストのデビッド・ベイリー氏は顧客向け調査レポートに記した。「今年のMacWorldで発表されるハードウェアのほとんどは、新型ノートパソコンと、iPod、iPhone、Apple TV向けのソフトウェアやコンテンツに重点が置かれると予想しているが、次世代iPhoneやサブノートパソコンの発表など、年後半に何が起こるかについてのヒントは十分に得られるだろう。Appleが年末商戦期の決算発表前に株価を抑えるには十分だろう」
ベイリー氏は、クパティーノに本社を置く同社の12月四半期決算は、MacとiPodの好調な販売に牽引され、売上高と利益が再び堅調に伸びると見ている。その結果、同氏は12月四半期の1株当たり利益予想を1.51ドルから1.60ドルに引き上げた。また、2008年と2009年の1株当たり利益予想も、それぞれ5.05ドルと6.00ドルから5.35ドルと6.55ドルに引き上げた。これは主にMacの想定値上昇によるものだ。
「同時に、2007年に株価が133%上昇するなど再び好調な業績を残したことから、2008年にはアップル株が爆発的に上昇するとは考えにくく、上昇幅はより控えめになる可能性が高い」と同氏は付け加えた。
アナリストは同社株の12カ月目標価格を205ドルから220ドルに引き上げ、約13%の値上がりを示唆した。