Apple Musicなどがストリーミングをワーナーミュージックの最大の収入源に

Apple Musicなどがストリーミングをワーナーミュージックの最大の収入源に

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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ワーナー・ミュージック・グループは最新の決算報告で、2016年第1四半期にストリーミングが同社の最大の収入源となり、主にSpotifyやApple Musicなどのサービスが牽引したと明らかにした。

ワーナーのストリーミング収入は第4四半期に7,200万ドル増加し、その半分以上が米国外からのものだと、Re/codeが金曜日に報じた。同社のレコード音楽販売と総売上高はともに10%増加した。

ストリーミングは既に成長傾向にあるものの、世界の大手音楽レーベルが収益の大部分をストリーミングで稼いでいるのは、今回のニュースが初めてとなる。この伸びは、ワーナーのダウンロードとフィジカルの売上がそれぞれ1,700万ドルと600万ドル減少したことによるものだ。

Apple Musicがワーナーにどの程度貢献したかは不明です。Appleの競合にはSpotifyだけでなく、Tidal、Amazon、Google Play Music/YouTube Redなども含まれるためです。Appleは2015年6月にサービスを開始したため、ワーナーのストリーミング収入への貢献は比較的最近ですが、Spotifyは業界リーダーです。

実際、Apple Musicは、iTunesのダウンロード売上を徐々に侵食してきたストリーミングサービスのライバル人気を受けて誕生しました。Apple MusicとSpotifyは通常、月額9.99ドル、つまり年間約120ドルかかりますが、同じ料金で購入できるiTunesアルバムは12枚程度までです。

本日、Apple は Spotify の既存のプランに対抗すべく、学生向けに 4.99 ドルというより安価なプランを開始した。