スタンフォード大学医学部、学生にアップルのiPadを提供

スタンフォード大学医学部、学生にアップルのiPadを提供

ダニエル・エラン・ディルガーのプロフィール写真ダニエル・エラン・ディルガー

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スタンフォード大学医学部は Apple の iPad を採用し、入学する医学部 1 年生と医学修士課程の学生全員にこのデバイスを配布しています。

同校は、生徒の準備など新しいプログラムの背景にある4つの理由を挙げ、iPadが「効率的でモバイル性に優れた革新的な学習の機会を生み出す」と指摘した。

スタンフォード大学はまた、「iPad テクノロジーの柔軟性」にも注目し、「iPad により、学生は授業内容を電子的に表示して注釈を付けることができるため、持ち運びやすく、共有や検索が容易な形式で事前の準備や授業中のメモ作成が容易になる」と指摘した。

情報へのアクセスと「情報リテラシー」も考慮されており、学校側は「学生はいつでもどこでも簡単に高品質の情報にアクセスできるようになる(例えば、デジタルコースリザーブの教科書の画像、画像データベース、ジャーナル記事、レーン図書館のさまざまな検索ツールなど)」と指摘している。

4 つ目の根拠は、スタンフォード大学の環境保護への取り組みです。「印刷されたシラバスを PDF に置き換えることは、キャンパス生活のあらゆる側面に持続可能な慣行を組み込むことを目指す、サステイナブル スタンフォードの取り組みに沿ったものです。」

スタンフォードとアップル

シリコンバレーのアップル社の近くに位置するスタンフォード大学は、コンピューティング技術全般と医学部の両方において、アップル社およびその最高経営責任者であるスティーブ・ジョブズ氏と長年交流してきた歴史を持っています。

スタンフォード大学は2005年にジョブズ氏を卒業式のスピーチに招き、その後、ジョブズ氏のすい臓がんとの闘病中、スタンフォード大学の医師らが彼を治療した。

同大学はまた、学校が無料の教育コースやその他のコンテンツを一般の人々と共有することを可能にしたアップルのiTunes Uプログラムにも早期に参加した。

同校は2008年にiPhone開発コースを発表し、昨年はiTunes Uで「iPhoneアプリケーションプログラミング」コースを一般向けに無料で公開し始めた。