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アメリカン・テクノロジー・リサーチのアナリストらは、業界や流通経路の情報源に何度も確認した結果、アップルが今月下旬に同社の30年の歴史で2番目に好調な四半期決算を発表し、売上高43億ドル、1株当たり利益38セントという自社の予想を上回るとの見方を示した。
アナリストは、6月(当四半期)の売上高を44億ドル44セント、iPod販売台数を850万台と予測している。これは、市場コンセンサス予想の47億ドル48セントを下回る。「コンセンサス予想の売上高は依然として非現実的であり、Appleは期待値の再設定を再度試みる可能性が高いと考えている」とウー氏は記している。「Apple株が最近16%上昇したことを考えると、決算発表後に株価が下落しても不思議ではない」
それでも同アナリストは、株価が低迷しているときは買い手を維持するとし、同社は下半期の強い季節性と、低価格のインテル製ポータブル機器の新製品やiPodのラインナップ変更などを含む製品の勢いにより、株価上昇に有利な立場にあると考えていると述べた。
アメリカン・テクノロジー・リサーチは、アップル株の「買い」評価を維持し、目標株価を101.00ドルとした。