HaswellベースのMacBook Proは9月に出荷予定 - レポート

HaswellベースのMacBook Proは9月に出荷予定 - レポート

シェーン・コールのプロフィール写真シェーン・コール

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待望のMacBook Proの刷新はすでに生産中と言われており、噂されている9月10日のAppleのイベントで新型iPhoneとともに発表される可能性が出てきている。

香港に拠点を置くサプライチェーン監視会社EMSOneが木曜日に報じたところによると、台湾のメーカーはインテルの第4世代Haswellプロセッサを搭載した新型MacBook Proの部品を組立工場に出荷し始めたという。

Appleが2013年のWWDCでMacBook Airに搭載して初めて発表したHaswellアーキテクチャは、トランジスタ製造プロセスの改良を活用して電力効率と演算性能を向上させるように設計されています。前身のIvy Bridgeと同様に、Haswellチップは22ナノメートルプロセスで製造されています。

Appleの2013年型MacBook Airは、新しいアーキテクチャによって実現できる大幅な省電力化を実証しました。バッテリー容量は2012年型と同じにもかかわらず、2013年型Airは1回の充電での動作時間が大幅に向上しました。13インチモデルはHaswellアップデートにより5時間、11インチモデルは4時間もバッテリー駆動時間が延びました。

HaswellベースのMacBook Proも、グラフィック性能において同様に目覚ましい向上が見込まれています。ベンチマークテストの結果から、新モデルにはIntelのIris Pro 5200 GPUが搭載される見込みです。これは、NVIDIAやAMDのディスクリートGPUに対抗することを目的とした、Intelの最上位統合型グラフィックオプションです。

Retinaディスプレイ非搭載モデルとハードディスク搭載モデルのMacBook Proの将来は依然として不透明です。Appleがどちらのモデルも生産中止になる予定はないものの、報道では9月のモデル刷新でどのモデルが恩恵を受けるのかは明らかにされていません。