オフブロードウェイミュージカル『ザ・クレイジー・ワンズ』がスティーブ・ジョブズの物語を舞台化

オフブロードウェイミュージカル『ザ・クレイジー・ワンズ』がスティーブ・ジョブズの物語を舞台化

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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今月下旬にニューヨークで初演されるミュージカル「ザ・クレイジー・ワンズ」は、アップルの共同創業者スティーブ・ジョブズが同社に入社した初期の数年間を、社内外の葛藤も含め描く。

ブロードウェイ・ワールド紙によると、このショーはハンター・バードが演出し、アレックス・ポトツキーが脚本を、ザック・ザデックがポップロックの音楽を手掛ける。物語は1982年、アップルが台頭しつつあったものの、まだLisaと最大のブレイクスルーであるMacintoshの開発が進められていた頃から始まります。

このミュージカルは、3月15日に254 West 54th StreetにあるFeinstein's/54 Belowで初演されます。

ジョブズの生涯を芸術的に解釈した作品は、なかなか成功を収めることができなかった。この経営者を描いた2本の半ばフィクション化された映画『ジョブズ』『スティーブ・ジョブズ』は、有名俳優を起用したにもかかわらず、興行的には概ね失敗に終わった。

彼の生涯を音楽的に解釈したもう一つの作品『スティーブ・ジョブズの(R)evolution』が、2017年にオペラとして初演される予定だ。

ジョブズは2011年10月に膵臓癌で亡くなった。その後まもなく、スタジオ、雑誌、新聞、ドキュメンタリー映画製作者など多くの団体が彼の名声を利用しようと競い合った。