動画サービスQuibi、売却も含めた「戦略的選択肢」を検討

最近立ち上げられたストリーミングサービスQuibiは、当初の加入者目標の達成に苦戦しており、売却の可能性も含めた「戦略的選択肢」を検討していると報じられている。

ハリウッドの大物ジェフリー・カッツェンバーグ氏が立ち上げたこの短編動画サービスは、4月にサービスを開始した。しかし、それ以来、競争の激しい市場で会員獲得に苦戦していると報じられている。

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、同社は様々な選択肢を検討しているという。売却、資金調達、あるいは特別買収会社（SPC）との合併による上場などが考えられる。

Quibiは新型コロナウイルス感染症のパンデミックの最中にサービスを開始しました。同社は当初の有料会員数目標を大幅に下回る見込みで、特許訴訟にも直面しています。

この番組の最大の差別化要因は、iPhoneやiPadなどのモバイルデバイスに最適化された短編動画コンテンツだった。今のところ、このフォーマットは消費者の心を掴んでいないようだ。

Quibiはウォール・ストリート・ジャーナルに対し、代替案を検討しているかどうかの確認を拒否した。同社は「顧客に最高の体験を提供し、株主に最大の価値を提供し、従業員に最大の機会を提供する方法で事業を構築し続けることに引き続き尽力する」と述べている。

7月には、QuibiがAppleの買収候補として浮上したと報じられました。現在もその可能性が残っているかどうかは不明です。