ロジャー・フィンガス
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調査会社OpenSignalによると、Appleの2018年版iPhoneモデル、特にXSシリーズは、数年ぶりに4Gデータ速度が大幅に向上したという。
OpenSignalの調査によると、XSとXS Maxは、2015年から2017年に発売されたすべてのiPhone(iPhone Xも含む)と比較して、約26%高速化している。同社はパフォーマンスを測定するため、10月26日から1月24日まで、米国全土の複数の通信事業者でiPhoneのテストを実施した。
特にMaxは最大21.7Mbpsの速度でAppleの最高速度を誇りました。標準モデルのXSは20.5Mbpsで2位でしたが、XRはXよりも遅く、17.6Mbpsと18.5Mbpsでした。XRは4x4ではなく2x2 MIMOを採用しているため、XSと同じ速度は出せません。
iPhone 6sとXの間では帯域幅はほぼ停滞していると言われている。これが新しいiPhoneへのアップグレードに対する人々の関心を減退させた可能性があるとOpenSignalは推測している。
最初の5G対応スマートフォンとネットワークは展開されつつあるものの、Appleがこの技術を採用するのは2020年以降になると予想されている。カバー範囲は限られており、Appleが推奨するモデムメーカーであるIntelが5Gチップを来年まで準備できる可能性は低い。
Appleは、新しい携帯電話規格の採用が遅いとしばしば批判されてきた。2007年に発売された初代iPhoneは、3Gが普及し始めた頃の2G対応だった。そして、4Gを採用したのは2012年のiPhone 5まで待たなければならなかった。