ニール・ヒューズ
· 1分で読めます
アクティビスト投資家のカール・アイカーン氏。|出典:フォーブス
物言う投資家のカール・アイカーン氏は今週、再びアップルを称賛し、同社の株価は引き続き大幅に過小評価されており、今日の取引価格は216ドルであるべきだと述べた。
アイカーン氏は、アップルの株価上昇は、ティム・クックCEOと取締役会が自社株買いを増やす好機であると引き続き考えている。今週公表された公開書簡の中で、アイカーン氏はクック氏が株主への還元を表明したことを称賛した。
アイカーン氏は「余剰現金に関するこの状況は株主にとって素晴らしいニュースであり、4月の資本還元プログラムの更新に自社株買いの大幅な増加が含まれると予想しており、楽しみにしている」と記した。
前四半期末時点で、Appleは1,790億ドルという巨額の現金を保有していました。資金が増加を続ける中、Appleは資本再投資プログラムを拡大し、自社株買いと配当支払いを承認しました。
アップルは、これまでと同様に4月に配当と自社株買いの計画を見直し、更新することを示唆した。
AAPLの株価は史上最高値で取引されているものの、アイカーン氏は依然として同株は大幅に過小評価されていると考えている。そのため、クック氏とそのチームは、現在の価値で自社株を買い戻すために、さらに資金を投入するのが賢明だと考えている。
この億万長者は公開書簡の中で、市場はアップルの株価収益率(PER)を少なくとも20倍で評価すべきだと考えていると述べた。1株当たり22ドルの純現金と合わせると、アップルの株価は1株当たり216ドルとなる。
「これは将来の目標株価ではない」とアイカーン氏は書いている。「216ドルは、我々が考える今日のアップルの株価だ」
アイカーン氏は先月、アップルの目標株価を引き上げる予定だと述べた。目標株価は当初203ドルに設定されていた。この評価は昨年、iPhoneメーカーであるアップルが180億ドルの利益を計上した大ヒットのホリデーシーズン四半期を発表する前のことだった。