ケイティ・マーサル
· 2分で読めます
ニューヨーク・オブザーバー紙によると、アップルはニューヨークの象徴的なグランド・セントラル駅に店舗を建設し、マンハッタンのミッドタウン、42丁目とパークアベニューにあるターミナル駅の買い物客に製品を販売することを検討しているという。
情報筋によると、Appleは新店舗の建設を検討しているとのことだが、街のランドマークに店舗を開設するには「長い承認プロセス」を経る必要があるとも指摘されている。Appleは、他の店舗のように42番街に面するのではなく、ターミナルビル内に新店舗を建設すると予想されている。
アップルは、カリフォルニア州パロアルトの本社近くに、マンハッタンのアッパー・ウエストサイドにある店舗と同様のアーチ型のガラス屋根を備えた新店舗を建設する計画も進めている。ifoAppleStoreのゲイリー・アレン氏が、ユニバーシティ・アベニュー340番地に建設予定の16,600平方フィート(約16,600平方メートル)の新店舗の詳細を明らかにした。
Appleは2009年に初めてこの場所の既存建物の改修計画を提出しましたが、2010年初頭に承認を受けた後、Appleのエンジニアは建物の構造に問題があることを発見しました。新たな計画では、既存の建物を完全に取り壊して新しい店舗を建設し、2012年初頭にオープンする予定です。
アップルはパロアルトに既存店を構えており、2010年4月のiPad発表会では同社最高経営責任者(CEO)のスティーブ・ジョブズ氏が目撃されている。ユニバーシティ・アベニューの新店舗は既存店に代わるものと報じられている。
アップルは、この新店舗をコミュニティが集うコモンズとして機能する「プロトタイプ」と呼んでおり、ガラス張りの店舗前面によって「通りが店舗内部の一部となり、歩行者は店内に入る前から店内にいる」ことになるとしている。このガラス張りの店舗前面のコンセプトは、2009年にオープンしたニューヨーク市アッパー・ウエスト・サイドのアップルストアで既に採用されている。
アップルの小売担当シニアバイスプレジデント、ロン・ジョンソン氏は数年前、自社の店舗が狭すぎることに気づき、その結果、少なくともテーブル3台分の幅を持つ新店舗をオープンする計画に至ったと明かした。アップルはまた、ガラスキューブで覆われたニューヨーク市の旗艦店のように、注目を集める「存在感のある店舗」の創出に注力していく方針だ。