AppleInsiderスタッフ
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昨年、カリフォルニア州クパチーノの第2キャンパスの計画を開始したアップルは、現在、南部への拡張計画を進めており、テキサス州オースティンのキャンパスに8万平方フィートの建物を建設する計画だと言われている。
オースティンを拠点とする同紙はまた、アップルがカーアメリカ・リアルティ社のリアタ・クロッシング(国道183号線とオーク・ノール・ドライブ付近)にある3棟のビルにある27万5000平方フィートのオフィススペースのリース契約を更新したとも報じている。
この電子機器メーカーは、ここ数年驚異的なペースで拡大し、見つけられる限りの不動産を買い漁り、両主要キャンパスの郊外にある余剰の建物に従業員を詰め込んでいる。
オースティンでは、同社はサポートサービス担当者のために、近隣のリアタ・コーポレート・パークに約4万平方フィートのスペースを賃借せざるを得なかった。statesman.comによると、同社は最終的にこれらの業務をリアタ・クロッシングの新ビルに移転する予定だ。
西部クパチーノでは、アップルは、インフィニット・ループ1番地にある本社に加え、日々の業務が驚くほどの30か所に広がるのを目の当たりにしてきた。
「クパチーノで見つけられる限りの建物を借りてきた」とアップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)は昨年のクパチーノ市議会で語った。
より友好的な解決策を切実に必要としていた同社は、現在の本社から約1マイル(約1.6キロメートル)離れた、隣接する9つの別々の不動産を取得した。今後3~4年かけて、これらの不動産にある既存の建物をすべて取り壊し、約50エーカー(約22ヘクタール)の広さを持つクパチーノ第2キャンパスを建設する計画だ。
「とても興奮しています」とジョブズ氏は当時、市議会に語った。「私たちは市議会最大の納税者ですから、皆さんも喜んでくれるだろうと思いました」
新しいクパチーノキャンパスは3,000〜3,500人の従業員を収容する予定で、費用は推定5億ドルとなる。