iWork for iCloudがAppleハードウェアを所有していないユーザーにも利用可能に

iWork for iCloudがAppleハードウェアを所有していないユーザーにも利用可能に

ケイティ・マーサルのプロフィール写真ケイティ・マーサル

· 1分で読めます

Apple は、あらゆるタイプのシステムで誰でも Apple ID を作成し、iCloud.com 上のブラウザベースの iWork 生産性向上スイートにアクセスできるようにしました。

Apple IDを作成できる新しいリンクのおかげで、WindowsやAndroid端末など、Apple以外のハードウェアをお使いのユーザーもアカウントを登録できるようになりました。以前は、Mac、iPhone、iPadなどのAppleハードウェアでのみApple IDログインを作成できました。

Apple IDを作成すると、ユーザーはiCloud.comにログインし、AppleのiWorkを構成するアプリであるPages、Numbers、Keynoteにアクセスできるようになります。この変更はBetaNewsによって最初に報じられました。

Apple IDを登録するには、beta.icloud.comにアクセスし、サインインエリアの下にあるアカウント作成用のリンクをクリックする必要があります。その後、MicrosoftのWindows版Internet Explorerを含む最新のブラウザで、任意のメールアドレスを使ってログインできます。

Appleハードウェアを使わずにiCloudログインを作成したユーザーは、iCloudの標準機能の一部にアクセスできません。表示されるアプリケーションはiWorkと設定のみです。

Apple はまた、他のエコシステムのユーザーに、iWork ドキュメントをクラウドでホストするための 1 ギガバイトの無料ストレージも提供しています。

iWork for iCloudを誰でも利用できるようにすることで、Appleはユーザーに自社のサービスエコシステムを試すための新たな入り口を提供することになります。これは、Appleが過去にiTunesで行ってきたことと同じです。故Appleの共同創業者スティーブ・ジョブズはかつて、「WindowsコンピュータでiTunesを提供することは、『地獄にいる人に氷水一杯を与えるようなものだ』」と有名な​​ジョークを飛ばしました。