Apple Xcode 1.2は安定性の問題に対処

Apple Xcode 1.2は安定性の問題に対処

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Appleは昨日、Mac OS X v10.3(Panther)向けの最新開発ツールのプレリリース版となるXcode Tools 1.2ビルド7K246を開発者向けにリリースしました。情報筋によると、このアップデートには開発者からのフィードバックに基づく多数のバグ修正が含まれており、IDE、gcc、その他さまざまなコンポーネントもアップデートされています。

「Xcode Tools 1.2は、特に速度とワークフローの堅牢性を向上させる高価値機能における安定性の問題に対処しました」と、Appleはビルドに付随するシードノートでテスターに​​伝えたと報じられています。このメンテナンスリリースでは、ゼロリンク、修正と継続、予測コンパイル、シンボル統合、プロジェクトのインポート、PCHなど、最近開発者から精査されている開発環境の領域にも対処されます。

Appleは、615MBのXcode 1.2ソフトウェアダウンロードに加え、開発者向けにXcode 1.2リリースノートのラフドラフトも提供しました。リリースノートには、Code Sense、CodeWarrior Project Importer、デバッグ、ドキュメントのアクセシビリティ、ファイル編集、ソースコード管理に関する全般的な改善点が記されています。さらに、情報筋によると、ネイティブビルドシステムとコンパイラインターフェースにもいくつかの改善が見られました。

6月下旬、同社は次期Mac OSバージョン10.4の計画を発表する際に、Xcode開発スイートのメジャーアップデートを導入すると噂されています。Xcodeの前回の公開リリースはバージョン1.1でした。