フォックスコン、インドのiPhone工場の従業員数を4倍に増員へ

フォックスコン、インドのiPhone工場の従業員数を4倍に増員へ

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

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フォックスコンはインドでのiPhone生産を大幅に増やす計画で、今後2年間で従業員数を4倍に増やすと報じられている。

中国の新型コロナウイルス対策によるロックダウン措置で収益が深刻な打撃を受けたフォックスコンは、すでにiPhoneの生産をインドに移転していた。ロイター通信によると、同社は現在インドで約1万7000人の従業員を抱えており、2024年までに7万人に増やす予定だという。

比較対象として、フォックスコンは中国の鄭州工場で約20万人の従業員を雇用していると報じられている。しかし、労働環境の悪化を理由に、労働者が工場から逃げ出しているという。

フォックスコンもアップルもインドへの移転についてコメントしていないが、ロイター通信は匿名のインド政府関係者2人からこの情報が得られたと主張している。

フォックスコンは2019年にインドに工場を開設したが、施設を十分に拡張できるかどうか、あるいは新しい工場を建設する必要があるかどうかは不明である。