ニール・ヒューズ
· 1分で読めます
タイコンデロガ・セキュリティーズのブライアン・ホワイト氏は火曜日、来週発表されるAAPLの投資家向け決算報告のプレビューを投資家に提供した。同氏は同社株に対する強気な見方をさらに強め、iPhoneの販売台数予想を1,585万台から、iPadの販売台数予想を822万台からそれぞれ引き上げた。
「最近のアジア訪問後、当社は、4-6月期のiPhoneの予測は過度に保守的である一方、iPadの予測は達成可能であり、市場予想をはるかに上回っているとの考えを示した」とホワイト氏は記している。
彼は、最近の経済全般に対する投資家の懸念は、差し迫った景気後退を反映している可能性があることを認めた。しかし、不確実な環境において投資家が保有するのに最適なテクノロジー企業であるのはアップルだと彼は考えている。
同氏は「先進国の政府債務問題が再燃し、米国の景気回復の健全性に疑問が投げかけられるなど、このところ市場に暗雲が垂れ込めているが、懸念が高まる世界においてアップルは希望の光だと信じている」と語った。
「多くの大手テクノロジー企業が売上を伸ばすために、より循環的なトレンドに依存している一方で、アップルは力強い長期的な業界トレンド、人気の新製品、市場シェア獲得の機会という追い風を受けていると我々は考えています。」
もしAppleが今四半期にiPadの販売台数が850万台を達成すれば、タッチスクリーンタブレットとしては過去最高の3ヶ月間販売台数となる。これまでの記録は2010年のホリデーシーズンの四半期で、730万台を販売した。
AppleがiPadの四半期販売台数が800万台を超えるという初の四半期販売台数を発表する準備が整った兆候は、6月初旬に明らかになった。同社は、iPadの総販売台数がわずか14ヶ月で2,500万台に達したと発表した。6月四半期以前のiPad販売台数1,948万台を差し引くと、その時点までに少なくとも552万台のiPadを販売していたことがわかる。
ホワイト氏が予測した1,753万台のiPhone販売台数は、前四半期の記録である1,865万台には及ばない。しかし、それでも2010年の同時期の840万台という数字の2倍以上となる。