サム・オリバー
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アーティストによる(粗い)Apple ガレージの描写。
AppleInsiderが入手した情報によると、Appleは、幹部らがプロジェクトの方向性と進捗に不満を抱いたことを受けて、同社の初期の自動車事業計画を担うチームの採用を凍結した。
チームの活動に詳しい、以前から信頼できる情報筋によると、この変更は、Appleのデザイン責任者であるジョニー・アイブ氏が休暇後に実施した進捗状況レビューがきっかけとなった。アイブ氏は、チームの進捗状況に「不満を表明した」と伝えられている。
アップルは、クパチーノ内外の拠点で合計1,000人以上の従業員をプロジェクト・タイタンに投入しているとみられる。採用活動は非常に積極的で、テスラから優秀なエンジニアを引き抜いたことが、イーロン・マスク率いる同社の将来の自動車開発能力に「大きな影響」を及ぼしたと考えられている。
このニュースは、長年アップルのエンジニアリングリーダーを務め、当初はプロジェクト・タイタンの責任者だったスティーブ・ザデスキー氏が同社を去るという報道の数日後に発表された。ザデスキー氏の退職は「個人的な理由」とされているが、人員制限と関連しているかどうかは現時点では不明だ。
アップルの自動車計画は、同社が2019年までに最終的な設計を完了するという野心的なスケジュールに間に合わせるべく取り組んでいる中、ここ数カ月で何度も挫折している。
9月、AppleInsiderは、製造上の問題により、Appleが既存の自動車メーカーとの提携を検討せざるを得なくなったという情報を入手した。同社はBMWと提携交渉を進めており、BMWの電気自動車i3を開発プラットフォームとして活用する可能性もあるとみられているが、BMWはそのような提携に消極的な姿勢を示しているようだ。
Appleは、BMWがi3で従来の自動車製造のアプローチを超える意欲を示したことから、特に同社に興味を持っていると言われている。