ケビン・ボスティック
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木曜日、AT&Tの子会社であるAioが、AppleのiPhone 5とサービスを月額55ドルで提供するという新たなプリペイド式無線通信事業者としてスタートした。
Aio(発音は「AO」)は、テキサス州ヒューストン、フロリダ州オーランド、フロリダ州タンパの一部店舗で最初にサービスを開始し、今後数週間でこれらの市場にさらに店舗をオープンする予定です。年内中に、Aioは米国の他の市場にもサービスを展開する予定です。
Aioのお客様は、AT&Tの4Gネットワークで「無制限」(プランのデータ上限に達すると速度制限あり)のサービスをご利用いただけます。ただし、AT&TはLTEに対応しているにもかかわらず、ネットワーク速度は4Mbpsに制限されています。
お客様は、Samsung、Nokia、ZTEなどのメーカーから、様々なスマートフォン、タブレット、フィーチャーフォンをお選びいただけます。Aioでは、AppleのiPhone 5を649ドル、iPhone 4Sを499ドルで取り扱っています。また、SIMロック解除済みの対応端末をお持ち込みいただくことも可能です。
Aioサービスは、ベーシック、スマート、プロの3つのプランからお選びいただけます。ベーシックプランは月額40ドルで月間250MB、スマートプランは月額2GBで55ドル、プロプランは月額70ドルで7GBのデータ容量をご利用いただけます。また、タブレット端末の場合は月額15ドルで250MBのデータ容量を追加できます。さらに月額10ドルで1GBのデータ容量を追加することも可能です。
プリペイド中心の子会社を設立することで、AT&Tはより大規模なネットワークと高速データ通信速度を活用し、二番手キャリアの顧客を獲得できる可能性があります。AT&Tは米国第2位の通信事業者であり、顧客基盤ではベライゾンに次ぐ規模です。しかし、直近四半期では、AT&Tは顧客数の増加率でベライゾンに後れを取りました。ベライゾンはAT&Tの2倍以上の新規顧客を獲得したからです。
Aioの子会社は、AT&Tが主要通信事業者セグメントの変動に対処するのを支援し、最近復活したT-Mobileの料金体系に対抗する「シンプルな」料金体系を提供する。T-Mobileは先月、スマートフォンの初期費用は高額になるが、時間の経過とともに料金が下がる「契約なし」プランを導入した。
Aioは、クリケット、ヴァージン・モバイル、ウォルマートのストレート・トークといった、アップルのベストセラースマートフォンを提供するプリペイド通信事業者に加わることになる。