シェーン・コール
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ロサンゼルスの学校のうち、すでに生徒にアップルのiPadを支給している学校は、自宅での使用を中止してからわずか数日後、「追って通知があるまで」タブレットを返却している。
ロサンゼルス・タイムズ紙によると、ロサンゼルス統一学区の当局は、先週、一部の生徒がアップルのタブレットのセキュリティ制限を回避していたことが明らかになったことを受けて、金曜日、少なくとも地域の2校の生徒からiPadを回収し始めた。
一方、先週、iPadを家に持ち帰らないよう指示されていた生徒たちは、その指示を無視したようだ。イーストサイドのボイルハイツ地区にあるルーズベルト高校の教師によると、配布された2,000台以上のiPadのうち、返却されたのはわずか3分の2程度だったという。
ロサンゼルス市が3000万ドルを投じて市内の全公立学校の生徒にiPadを配布する計画の初期段階として、約47校の生徒に配布されたiPadが、いつ教室に戻るのか、学区からは一切発表されていない。ルーズベルト高校の低所得者向け学習サービスコーディネーター、リサ・アビラ氏は、「教師たちは、iPadを授業で再び使えるようになるのはいつになるのか、あるいは使えるようになるのかどうかさえ、今週なのか、今学期なのか、それとも今年なのか、全く分からない」と述べた。
学区当局は以前、iPadは学校での使用は継続されるものの、自宅での使用は制限されると述べていた。学区の広報担当者は月曜日の声明でこの目標を改めて表明し、解決策の開発に向け「Appleと協力している」と述べ、「その間、当校のチームは各学校と協力し、生徒が学校でのみiPadを使用できるオプションについて支援していく」と述べた。