ウィリアム・ギャラガー
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「ザ・デイリー・ショー」のジョン・スチュワート(出典:コメディ・セントラルのビデオ)
ジョン・スチュワートは当初、Apple TV+との決別は友好的なものだと主張していたが、今では同社が「The Problem with Jon Stewart」で彼が取り上げたかったトピックやゲストまでもブロックしていたことを明らかにした。
ジョン・スチュワートは、Apple TV+が2023年10月に「ザ・プロブレム・ウィズ・ジョン・スチュワート」を打ち切った際、ほとんど何も語らず、2024年2月になって初めて言及した。その時点で彼は、番組が打ち切られた理由の一つは、Appleが「私に問題を引き起こすような発言をさせたくない」からだと述べた。
彼は今回、自身の番組とその関連ポッドキャストで実現したいと思っていた2つの要素を、Appleが具体的に阻止したと非難した。これは、コメディ・セントラルの番組「ザ・デイリー・ショー」で、FTC委員長のリナ・カーン氏にインタビューした際に行われたもので、そのエピソードはAIに関する寸劇から始まった。
「君をポッドキャストに呼んであげたかったんだけど、アップルから中止を言われたんだ」と彼は彼女に言った。「文字通り『彼女と話さないで』って言われたんだ」
「AIに関する第一幕でやったあの馬鹿げた行為さえ、彼らは許してくれなかった」と彼は続けた。「一体何がそんなに繊細なんだ? なぜ彼らは公の場でこうした議論をすることさえ恐れているんだ?」
この質問は、FTCと、大企業が単独あるいは共同で実施する反トラスト措置への対抗におけるFTCの役割についてカーン氏にインタビューした際に出された。「これは、少数の企業にこれほど多くの権力と意思決定が集中すると、どのような危険が生じるかを示しているだけだと思います」とカーン氏は述べた。
キャンセル当時、Appleが懸念していたのはAIと中国問題だという噂が流れていた。Appleはこれを認めていないものの、この噂を受けて下院の中国共産党との競争問題特別委員会がAppleに対しキャンセルの正当性を説明するよう求める事態に発展した。
5か月が経過したが、Appleがこの要求に応じたかどうかはまだ明らかではない。